なないろ土地査定
無料査定 匿名OK
建物の問題

旧耐震の売却・買取

旧耐震で住宅ローンが通らない…そんな物件、買い取ります

よくある質問

Q. 旧耐震基準の建物かどうかはどうやって判定しますか?
A. 建築確認申請が1981年(昭和56年)5月31日以前に行われた建物が旧耐震基準です。竣工日ではなく確認申請日で判定するため、建築確認通知書で確認できます。1981年〜1982年築の建物は、確認申請日次第で新旧どちらにもなり得ます。
Q. 旧耐震の物件は住宅ローンが使えませんか?
A. 多くの金融機関で旧耐震物件への融資は断られます。フラット35も原則対象外です。耐震基準適合証明書を取得すれば利用可能になる場合がありますが、取得には耐震診断と必要に応じた補強工事が前提です。
Q. 旧耐震の物件は耐震補強してから売った方がいいですか?
A. 耐震補強には100〜300万円程度かかりますが、多くの場合、補強費用を回収できるほど売却価格は上がりません。とくに木造戸建ては補強後も築年数の古さがマイナス評価となるため、現状のまま売却する方が有利なケースが多いです。
Q. 旧耐震物件の売却価格はどのくらいですか?
A. 立地・構造・築年数によりますが、同条件の新耐震物件と比べて2〜3割程度安くなるのが一般的です。住宅ローンが使えないため購入者が現金買いに限られることが、価格低下の最大の要因です。

公開: 2026.02.01 更新: 2026.07.20

旧耐震基準とは

旧耐震基準とは、1981年(昭和56年)5月31日以前の建築確認申請で適用されていた耐震基準のことです。1978年に発生した宮城県沖地震(M7.4、死者28名、全半壊約7,400戸)の甚大な被害を受けて、1981年6月1日に建築基準法施行令が改正され、新耐震基準が施行されました。

旧耐震基準は「震度5程度の中規模地震で建物に損傷がないこと」を想定していたのに対し、新耐震基準は「震度5強程度で軽微な損傷にとどまり、 震度6強〜7の大規模地震でも倒壊しないこと 」を求めています。つまり、旧耐震基準の建物は大規模地震に対する安全性が十分に確認されていないということです。

項目旧耐震基準新耐震基準
適用時期1981年5月31日以前の確認申請1981年6月1日以降の確認申請
想定する地震震度5程度(中規模)震度6強〜7(大規模)
設計目標建物が損傷しない人命を守る(倒壊しない)
根拠法令建築基準法施行令(1981年改正前)建築基準法施行令(1981年改正後)

旧耐震か新耐震かの判定方法

判定の基準は 「竣工日」ではなく「建築確認申請日」 です。建築確認通知書(確認済証)に記載された日付が1981年5月31日以前であれば旧耐震、6月1日以降であれば新耐震です。

そのため、 1981年〜1982年に竣工した建物 は確認申請日次第で旧耐震にも新耐震にもなり得ます。確認済証が手元にない場合は、建物所在地の自治体(建築指導課等)で台帳記載事項証明書を取得すれば確認申請日がわかります。

旧耐震物件が売りにくい理由

旧耐震物件が一般市場で売却困難な最大の理由は、 住宅ローンが組めない ことです。多くの金融機関は旧耐震物件に対する融資を断っており、長期固定金利の フラット35も原則として対象外 です。購入者が現金買いに限られるため、買い手の数が大幅に絞られ、結果として売却価格も下がります。

地震リスクへの不安も買い手が敬遠する大きな要因です。旧耐震基準の建物は大規模地震での倒壊リスクが新耐震より高く、買い手は将来的な地震被害を懸念します。 地震保険の保険料 も新耐震より割高になるケースがあり、ランニングコストの面でも不利です。

さらに、旧耐震物件は築40年以上が確定しているため、建物の老朽化が進んでいるケースがほとんどです。売却後さらに価値が下がることへの懸念もあり、投資目的の買い手にとっても魅力が薄いのが現状です。

売却方法の詳細は「旧耐震物件の売却方法」、価格相場は「旧耐震物件の売却価格」をご覧ください。

売却価格の目安

旧耐震物件の売却価格は、同立地・同規模の新耐震物件と比べて 2〜3割程度安くなる のが一般的な目安です。ただし、構造・立地・耐震補強の有無によって大きく変動します。

条件価格への影響
耐震基準適合証明書あり住宅ローン利用可能になり、新耐震に近い価格で取引される場合も
RC造・SRC造(マンション)木造より耐震性が評価されやすく、価格低下は比較的穏やか
木造戸建て築年数の古さが直接マイナスに。補強しても築40年超の事実は変わらない
住宅ローン不可現金買い限定となり、買い手が限られるため大幅に下がる

旧耐震物件の対応方法

耐震診断と耐震補強

旧耐震の建物を耐震補強して新耐震基準相当にする方法です。耐震診断に 10〜30万円 、補強工事に 100〜300万円程度 かかります。

補強のメリットは、 耐震基準適合証明書 を取得できる可能性がある点です。この証明書があれば、買主は住宅ローン控除(最大13年間)、登録免許税の軽減、不動産取得税の軽減といった 税制優遇 を受けられるようになり、フラット35の利用も可能になります。

ただし、補強費用を売却価格に上乗せできるかどうかは物件次第です。特に木造戸建ての場合、耐震補強しても「築40年超」という事実は変わらないため、補強費用を回収できないケースが多いのが実情です。耐震診断の詳細は「旧耐震の耐震診断」をご覧ください。

リフォームによる資産価値への影響については「旧耐震のリフォームで資産価値は上がる?」で、住み続けるリスクは「旧耐震の建物に住み続けるリスク」で解説しています。

現状のまま売却する

耐震補強を行わず、旧耐震のまま売却する方法です。売却価格は下がりますが、補強に100〜300万円かけた結果、同意が得られなかったり費用を回収できなかったりするリスクを回避できます。

旧耐震物件の取引に慣れた専門業者であれば、 自己資金で買取する ため住宅ローンの制約に影響されません。実際に、当社では旧耐震の借地権アパートを自己資金で買取し、大規模リフォームを経て6年以上満室を維持している事例(「旧耐震・借地権アパートの買取事例」)や、25戸中21戸が空室だった旧耐震マンションを買取後わずか1年で満室にした事例(「低稼働・旧耐震マンションの買取事例」)があります。

旧耐震のマンション特有の問題については「旧耐震マンションの売却」、相続した場合の判断基準は「旧耐震の実家を相続」をご覧ください。

耐震補強か、現状のまま売却かの判断目安

旧耐震物件を売るときに最も迷うのが「耐震補強してから売るか、現状のまま売るか」です。補強費用(100〜300万円)を売却価格に上乗せして回収できるかどうかが判断の分かれ目になります。

物件の状況向いている方法理由
RC・SRC造マンションで立地が良い耐震基準適合証明書の取得を検討証明書があれば住宅ローン・税制優遇が使え、上乗せ分を回収しやすい
木造戸建て・築40年超現状のまま売却補強しても築古の評価は変わらず、費用を回収しにくい
相続・遠方で早く手放したい現状のまま買取補強・解体の手間と費用をかけず、確実に現金化できる
空室が多い・老朽化した収益物件現状のまま買取補強より、再生できる専門業者への売却が現実的

判断に迷う場合は、 補強費用の見積もり と 補強後の想定売却価格 の両方を確認してから決めると失敗が少なくなります。

なないろ土地査定の旧耐震物件買取

旧耐震物件は住宅ローンが使えず、一般市場では買い手が現金客に限られます。なないろ土地査定のパートナー業者は 自己資金で買取する ため住宅ローンの制約を受けず、耐震補強や解体を売主が行う必要はありません。

買取の流れ

  1. 無料査定の申し込み:物件情報をフォームから送信(5分程度)
  2. 状況の確認:構造・築年数・立地・耐震補強の有無を確認(必要に応じて現地調査)
  3. 買取価格の提示:3〜7営業日以内
  4. 契約・決済:合意後、最短2週間で現金化

本名・電話番号の入力は不要です。 ご連絡はメールアドレスのみで行い、こちらから営業のお電話をかけることはありません。

対応エリア

東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県の旧耐震物件に対応しています。耐震補強していない戸建て・マンション、旧耐震の借地権物件、空室の多い旧耐震収益物件もご相談ください。

こんな物件もご相談ください

  • 旧耐震で住宅ローンが通らず売れないと言われた戸建て・マンション
  • 耐震補強の費用が負担で手をつけられない物件
  • 相続した旧耐震の実家を早く手放したい
  • 空室が増えた旧耐震の収益物件(アパート・マンション)
  • 不動産業者から「旧耐震だと扱えない」と断られた物件

住宅ローンの返済が難しくなっている場合

上に書いたとおり、旧耐震物件は 買主側の住宅ローンが通りにくく 、購入できる層が限られます。そのぶん売却先が見つかるまでに時間がかかることがあります。ご自身の返済がすでに滞っている場合は、その時間を見込んでおく必要があります。

売った代金で住宅ローンを返しきれない場合、 抵当権を抹消してよいかどうかを決めるのは抵当権者 です。その承諾を得て売る方法が 任意売却 です。売主と買主が合意しただけでは引き渡せません。

当社の買取パートナーは転売ではなく 長期保有 を基本としているため、売却後もそのまま住み続ける リースバック付きの買取 に対応しています。実例は「「リースバック」「債務整理」「借地権」の買取事例」をご覧ください。

関連する記事・事例

関連コラム

旧耐震に関する解説記事

旧耐震のリフォームで資産価値は上がる?自己流補強の落とし穴と正しい判断基準

旧耐震のリフォームで資産価値は上がる?自己流補強の落とし穴と正しい判断基準

旧耐震の建物をリフォーム・耐震補強しても売却時に評価されないケースを解説。耐震基準適合証明書の有無で融資・住宅ローン減税・地震保険割引が使えるかどうかが変わる理由、自己流リフォームの失敗パターン4種、自社のプロ買取再生事例3件を踏まえて、補強すべきか売却すべきかの判断基準を整理します。

詳しく見る →

旧耐震の建物に住み続けるリスク|火災保険・地震保険の実態と資産価値

旧耐震の建物に住み続けるリスク|火災保険・地震保険の実態と資産価値

旧耐震基準(1981年以前)の建物に住み続けるリスクを宅建士が解説。熊本地震では旧耐震の倒壊率28.2%。地震保険の補償限度額、住宅ローン審査への影響、年々下がる資産価値、耐震補強と売却の費用比較を具体的な数字で説明します。

詳しく見る →

旧耐震の実家を相続…売却か耐震補強か判断基準

旧耐震の実家を相続…売却か耐震補強か判断基準

旧耐震(1981年5月以前)の実家を相続した場合の判断基準を解説。売却なら譲渡所得の3,000万円特別控除(租税特別措置法第35条第3項)の適用可能性あり。耐震補強なら自治体の補助金(上限50〜100万円)も。放置すると特定空家指定で固定資産税最大6倍のリスク。

詳しく見る →

旧耐震物件の買取相場|新耐震との価格差

旧耐震物件の買取相場|新耐震との価格差

旧耐震物件の買取相場を解説。新耐震(1981年6月1日以降)と比べて10〜40%安くなる傾向で、住宅ローン控除(租税特別措置法第41条)が原則対象外のため買い手が限られます。戸建・マンション別の価格目安、地域別の需要差、耐震診断の活用法を宅建士が説明します。

詳しく見る →

旧耐震マンションが売れない理由と売却方法|ローン審査落ちの対策

旧耐震マンションが売れない理由と売却方法|ローン審査落ちの対策

旧耐震マンション(1981年以前築)が売れない理由を宅建士が解説。全国約106万戸が該当し住宅ローン審査が通りにくいため買い手が限られます。売却価格の目安(新耐震比20〜40%安)、耐震基準適合証明書の取得方法、買取業者の活用法を具体的に説明します。

詳しく見る →

旧耐震基準の建物は売れる?1981年以前の物件の売却方法

旧耐震基準の建物は売れる?1981年以前の物件の売却方法

旧耐震基準(1981年5月31日以前の建築確認)の建物の売却方法を解説。住宅ローン審査が厳しく住宅ローン控除(租税特別措置法第41条)も原則対象外。価格は新耐震比で10〜40%下落。現況売却・耐震補強・更地売却・買取業者の4つの選択肢と費用対効果を宅建士が説明します。

詳しく見る →

旧耐震の売却でお困りですか?

他社で断られた物件も、まずはお気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフが、最適な解決策をご提案いたします。

9:30〜20:00(年末年始を除く)

電話 無料査定 匿名OK