「私道トラブル」物件の買取事例
私道の通行承諾が得られない物件を、粘り強い交渉で解決し買取した事例です。
2026年1月7日
物件概要
- 所在地: 東京都文京区春日
- 建物種別: 築古一戸建て
- 立地: 静かな高級住宅街、長い私道の奥にある土地
物件の課題
私道の権利を持っていない
この土地の持ち主は、私道の権利を持っていませんでした。このような場合、普通は私道を通ったり、水道管などを埋めるために地面を掘ったりする書面での許可(私道通行掘削承諾書)をもらう必要があり、私道の権利を持っている人全員のハンコが必要です。
たった一人の反対
この私道の権利を持っている人は、なんと8人もいました。その中でたった1人だけ、以前の持ち主の親の代からのちょっとした近所トラブルがあり、昔のいざこざが原因で必要な書類にハンコを押してもらえませんでした。
私道を通ることすら認められないということは、その土地は全く使えないのと同じことです。
「この物件を買ってください。どこに相談しても、誰も買ってくれようとしないんです!」と、私たちに相談がありました。
対応内容
第三者としての交渉
私たちは、昔のトラブルの当事者同士が話をしても難しいことでも、第三者である私たちがお願いすれば話を聞いてもらえるのではないかと考えました。
当社スタッフはすぐに、私道の権利を持っている方のところへ行き、状況を説明して、平身低頭で私道を通ることや掘削の許可をお願いしました。
トラブルの原因が判明
すると、昔の私道トラブルの原因は私道の修理費用を誰が払うかという問題だったことが分かりました。当時、以前の持ち主が毎日その私道を使っているにもかかわらず、私道の権利を持っていないことを理由に修理費用の負担を断られ、どうしても納得できなかったそうです。
解決策の提示
その上で、今のままでは私道通行掘削承諾書にハンコを押せないが、もしも誰かから私道の権利を少しでも譲り受けて、自分も私道の権利を持つ一人になり、将来の私道修理費用を負担する姿勢ならば、ハンコを押しても良いという話を引き出すことができました。
私道の権利を取得
その後、私たちは私道の権利を持っている他の方に、その権利の一部を売ってほしいと交渉して回りました。そして、最終的に一人の方から権利の一部を譲ってもらうことができたので、反対していた方からも私道の通行掘削承諾書にハンコをもらうことができました。
結果
あちこちの関係者と話し合いながら進めたので、最初にご相談を受けてから最終的に買い取るまでには1年ちょっとかかりました。
そのままでは売れなかった土地が、近隣の方と粘り強く話し合ったことにより、普通に使える土地に生まれ変わりました。
以前の持ち主の方には、一度は諦めていた売却が無事にできて、とても感謝されました。
なお、この土地は文京区内の高級住宅街の一角にありましたので、私たちは3棟の新築一戸建てを建てて分譲販売しました。
私道トラブルでお困りの方へ
そのままでは取引できない不動産でも、関係者の協力を得ることができれば、取引できる不動産に変えられることはよくあります。
私たちホームワークは、「今は取引できない不動産」を知恵を絞って「取引できる不動産」にバリューアップできるノウハウを持っています。また、そのためには手間ひまを惜しみません。
誰かに「売るのは難しいですよ」と言われた不動産でも、経験豊富なスタッフが誠意をもって知恵を絞り、価値のある不動産に変える方法をじっくり考えます。ぜひご相談ください。
よくある質問
- Q. 私道の通行承諾が得られない物件でも買い取ってもらえますか?
- A. はい、対応可能です。ホームワークが第三者として私道の権利者と粘り強く交渉し、通行掘削承諾を取得した上で買い取った実績があります。交渉には1年以上かかる場合もあります。
- Q. 私道トラブルがある物件はどのように解決しますか?
- A. まずトラブルの原因を把握し、私道の権利の一部取得や修繕費用の負担など具体的な解決策を提示します。当事者同士では難しい交渉も、第三者として間に入ることで解決に導きます。
- Q. 他社に「売却は難しい」と断られた物件でも相談できますか?
- A. はい、ぜひご相談ください。実際に「どこに相談しても誰も買ってくれない」という私道トラブル物件を、関係者との交渉により普通に取引できる土地に変え、買い取った実績があります。